元ヤクルトスワローズ投手の矢野和哉氏が手がける野球寺子屋 矢野塾!『放課後∞』がフットボールコミュニティ越谷にて開校になります。

矢野塾!『放課後∞』では、スポーツパフォーマンス測定を取り入れたトレーニングプログラムが実践される予定で、初回測定会のため11月19日(水)の練習会にお邪魔してきました。

11月になり気温も寒く体も冷えやすくなりました、まず最初にウォーミングアップをしっかりしてもらってから、いよいよ測定です。

今回の測定会では、全てのスポーツの基本となる走力を中心に測定・分析・診断するため、走りのメカニズム、さらに最新測定機材でどういった運動能力が計測できるかの説明を行いました。
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走りの動作を分析するため、スポレングスではOptojump Nextという測定機材を10メートル設置して使用します。機材設置面から3mmの高さに約1cm間隔で配置された光学センサーにより、走る・歩く・跳ぶ・止まるを、右足・左足を区別して一歩毎にリアルタイムに分析が可能で、1/1000秒のデータ分解能でトップスピードのスプリント動作にも対応します。
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こちらが測定結果の画面。実際に測定会に参加いただいた選手の走りの状態やクセが一目瞭然にわかります。赤のマークがついているが左脚、緑のマークが右脚の接地時の秒速が分かります。この選手の場合、右脚で失速する傾向があり、グラフが凹凸に表示されています。この選手の場合、右脚で減速しないように意識するだけでも、走りの質が随分と変わってくるでしょう。
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もう一例を見てみると、2歩目で大きく減速してしまいそこから加速していきますが、グラフはなだらかな右肩傾斜となっていて、後半トップスピードが出る箇所で今ひとつスピードに乗れていないデータ取れています。2歩目でバランスが崩れるクセを直して、徐々にスピードを乗せていく走り方のトレーニングが必要であることが見て取れます。
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このように選手ごとの走りの状態を詳細に把握することにより、個々が持つ固有の運動課題が明確になり、課題に対してピンポイントでトレーニングを行うことでトレーニングの効率を飛躍的に向上させることができます。

自分の走りの状態を示すグラフには子供達も興味津々で、グラフを見ながら自発的に走りの矯正に取り組む姿を見るにつけ、選手それぞれにおけるこの意識付けが継続できれば、成果はおのずとついてくるだろうと期待が高まりました。

矢野コーチによる指導
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このようにスポーツチームの現場に測定機材を持ち込み、通常のトレーニングと連携した形で運動能力分析、その場でフィードバックを行い、それをリアルタイムにトレーニングに反映できるという「測定とトレーニングの融合」システムがスポレングスが提供するスポーツパフォーマンス測定の強みでもあります。まだまだ国内では黎明期にある、スポーツ科学の一般活用ですが、こういった活動を通して、未来のアスリート育成に貢献して行ければと思います。

練習後に、プリントアウトされた測定結果の説明を受ける選手。測定会で分かった運動課題に取り組んでパワーアップ出きるよう頑張ってください!
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